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弁護士をお金で買いますか?(1) 

お金によって、正義が歪められたり、愛情が壊されたりすることはよくありますよね。その一方、お金が社会で非常に重要な役割を果たしていることも間違いのない事実です。日本でも昔から、「金が敵(かたき)の世の中だ」と言われる一方、「早く敵に巡り会いたい」とも言われていたのです!
 
マイケル・サンデル教授に、「それをお金で買いますか」という、とても面白い本があります。「これからの『正義』の話をしよう」が日本でもベストセラーになった、サンデル教授の本ですね。市場の力が圧倒的 に強い現代資本主義社会では、全てのものが「お金」で評価され、お金を持つ人がほとんど全てのものを買うことが出来るわけです。サンデル教授は、そのような市場主義が、「正義」を破壊しているのではないかと、問題提起します。
 
この本の中で、本来お金では買えないはずだったものを、お金で売り買いしている例として、色々と面白い話が書かれています。たとえば、フェイスブックの「友達」は、一人当たり100円で「購入」可能だそうです。これは日本でも同じでしょうね。従業員が減量すると、その分報奨金を出す企業の話しもありました! サンデル先生は否定的ですが、私なんかこういう企業で働きたいです。遊園地の中には、お金を払いさえすれば、人気アトラクションを優先的に使える制度を設けているところもあります。これなんかも、優先権ををお金で買っていることになるわけです。
 
まあ、以上の例は大した問題ではないかもしれません。しかし、年会費250万円支払えば、いつでも最高のお医者さんの診察・治療を優先的に受けることの出来る、コンシェルジュドクターという制度がアメリカにはあるそうです。こうなってくると健康や安全安心もお金で買えるということですね。お金のない人たちは、病院で長い間待たされて、必ずしも優秀とは言えない医者に診て貰わざるを得ないわけです。日本でも、保険制度を離れた自由診療のもとでは、お金のある人がより良い治療を買っているわけです。
 
この辺の事情は、日本の司法の世界でも同じです。お金のある人は、弁護士を買って、より良い結果を得ることが出来ます。実際問題として、比較的軽い罪で前科が付いている人たちの場合、早い段階で弁護士が付いていれば、不起訴で終わっていただろうなというケースは沢山あるんです。
 
一方、人間はお金さえもらえれば頑張るのかというと、そうでもないようです。慈善活動を依頼するに当たり、ある人たちには無償で、別の人たちにはほんの少しの報酬で、さらに別の人たちには多額の報酬で、それぞれお願いしたそうです。このとき、成果が低い順に、少しのお金を貰った人たち、沢山のお金を貰った人たちときて、一番成果を上げたのは、無償で依頼された人達だったということです。社会的に意義のある活動の場合、お金とは無関係に良い成果を上げている人たちがいるんですね。日本の刑事弁護の場合でも、手弁当で活躍している熱心な弁護士達が、無罪判決を勝ち取ったりしてますよね。
 
この問題は弁護士から見ると、「あなたはお金で買われますか」という質問になりそうです。その辺も含めて、次回に続けます。
 

弁護士より一言

お金といえば、「ロミオとジュリエット」に有名なセリフがありますよね。死んだジュリエットの後を追うために、ロミオは薬屋から、自殺用の毒を買います。毒の対価としてお金を渡すときのセリフです。
「ほら金だ。人の心には、毒より恐ろしい毒。」
このとき、ロミオは16歳ですから、私が薬屋なら、「この若造が偉そうに!」と、ムカッときちゃいますね。(まあ、それでも毒は売るでしょうけど。) 
ちなみにこのとき、ジュリエットは14歳でした。
この5月に14歳となる娘を持つ父親として、「まったく昔の若い者は。。。」とつい言ってみたくなったのでした。
(2014年5月1日 第124号)

 

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