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弁護士の現代川柳

このニュースレターも、7年目に入りました。初めから肩のこる話もなんですから、たわいない話題にしま
す。ということで、現代川柳です!
現代川柳は、変に「文学的」なってきていますが、気楽に楽しめるものも沢山あります。こんな感じです。

日曜の 続く明るい 国あるや

バカバカしくて、思わず笑ってしまいます。私だって、正直な気持ちとしてはこう言いたい!
 
日曜の 続く明るい 弁護士あるや

もっとも、こんなこと言ってると、本当に仕事が無くなって、毎日が日曜日になりそうで心配です。ううう
現代川柳といえば、なんといっても鶴彬(つるあきら)ですね。反戦川柳作家として有名な人です。

弾除けを 産めよ増やせよ 勲章をやろう
 
大多数の国民が、「お国の為に頑張ろう!」と思っていた時代に、こんな川柳を作ったわけです。本当に偉
い人だと思いますが、こんな川柳じゃ笑えません!その一方、こういった強い風刺は、それはそれで面白
いと思うのです。

多くの弁護士は、はっきり言って法科大学院のことをよく思っていないんです。補助金欲しさに弁護士増員
に加担しているなんて言いう人さえいます。

弁護士を 産めよ増やせよ 補助金をやろう

弁護士になっても食べていけない人もでてきています。鶴彬には、こんな川柳もあります。

万歳と挙げた手を 大陸に置いてきた

弁護士になっただけで、「万歳」と喜んでちゃダメです。弁護士だけでは食べていけず、封筒貼りの内職を
する弁護士も出てくるかもしれません。(あほか!)

万歳と挙げた手で 封筒を貼っている

先ほども書きましたが、現代川柳は「文学的」ですから、ドロドロしてて、笑えないものが多いんです。

五月闇 生みたい人の 子を生まず

うーん、なんか凄いですね。「五月闇」ですか。もっとも弁護士だって、自分のやりたい仕事だけを受任で
きるわけじゃないのです。

五月闇 やりたい事件を 受任せず

「ドロドロ川柳」には、こんなのもあります。

ふたたびの 男女となりぬ 春の泥

「春の泥」なんて言葉を、よくも思いつくものだと感心します。弁護士の場合ですと、人間関係がもつれに
もつれた、恨みつらみのこもった事件を引き受けざるを得ない場合があるのです。苦労して対応し、ようや
く裁判が終わったとホッとします。ところがその程度では、紛争は終わらない。また別の理由をつけて、同
じ当事者間で訴訟が再燃しちゃうんです!!

ふたたびの 訴訟となりぬ 春の泥

全共闘世代でしょうか、こんなのもあります。

ちと金が できてマルクス 止めにする

これって、現在の弁護士にも当てはまるんですね。

ちと顧問 増えて人権 止めにする

わ、私のことじゃないですよ!

これしきの金に 主義一つ売り 二つ売り

ほ、ホントに私のことじゃないんです!!
女性についてですが、こんな川柳もあります。

うつむいて 女作戦 練り直す

こんな女性を「可愛い!」と思うか、「ずる賢い。」と思うかで、男性の器量が問われるんだそうです! 自
分を顧みると、どうにも器量が足りないようです。もっとも私も、裁判の場などで、相手方からで思わぬ
証拠など出てくると、思わず下を向いて、「どうしようか?」と考えてしまうのです。

うつむいて 弁護士作戦 練り直す
 

弁護士より一言

横浜で独立開業して、9年目になりました。顧客ゼロからの開業でしたから、どうなる事かと、おっかなびっくりのスタートでした。私一人なら、独立に踏み切れなかったかもしれません。そんな中、妻が背中を押してくれました。「じろうさんならきっとうまくやれるよ。上手くいかないなら、そういう時期なんだから、のんびりすれば。」
妻だけが 時代のせいに してくれる
妻には頭があがりませんが、「時代」を言い訳にしないように、これからも頑張って参ります!
 
(2015年4月1日 第146号)

 

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「企業の常識・弁護士の非常識」と題して、月2回発行している
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企業の法務部門での15年に及ぶ勤務経験から、企業の常識と弁護士の
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企業の常識を持った弁護士として、多くの会社のお役に立てればと考えております。

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