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神の雫の遺言状

少し前に完結した、「神の雫」という、ワイン漫画があります。主人公は神咲 雫という青年です。雫君のお父さんは、世界的なワイン評論家のお金持ちなんですが、主人公はそんな父親に反発して、遠ざかっていました。そんなときに、父親は、遺言状を1通残して亡くなります。その遺言状は、「私の全てを継ぐべき者にこの文章をしたためる」なんて、カッコ良い言葉で始まっているのです。
 
要は、自分の求めてきた、最高のワインを見つけた者に、全ての財産を譲るというわけです。遺言の指示により、まずは十二使徒と呼ばれる、12本のワインを探さないといけません。それぞれのワインを探すにあたり、遺言状にはヒントが書かれています。例えば第一の使徒は、こんな感じです。
「私は原生林に覆われた深い森の中を彷徨っている」「不意に森が開け奇跡のように湧き出した、澄み切った小さな泉」「おお 見よ。あの絡み合う二つの菫色の蝶たちを!」なんて、感じで延々と続くのです。こんなんで、何のワインか分かる訳ないだろう!と、私なんか、思わず突っ込みを入れてしまいます。
「そして、これらの十二使徒を従えながら、超然とした孤高の光を永遠とも思われる歳月にわたり放ち続ける一本こそが、私の求める天上のワイン『神の雫』」なんだそうです。「はあ、そうですか」としか言いようが無いほど、凄い遺言状なんですね!
こういう凄い遺言状はなかなか作れないでしょう!
 
一方、法律関係の仕事をしていると、遺言をしっかりと作り、相続争いを避けることは、本当に大切だなと思うのです。世の中には、かえって争いを煽るような遺言もあるのです。世界を征服した、アレキサンダー大王の遺言なんて有名です。「誰を後継者にするか?」という問題に対して、「最も相応しい者に!」という「遺言」を残しました。案の定、後継者争いでもめにもめたのです。壮大な歴史ロマンです!
 
現代でも似たような話はあります。子供たちの仲が悪い資産家のお父さんが、周りの人からさんざん「遺言を残しとかないと、あとで相続争いが起きるよ。」と忠告されて、遺言を残したんですね。ところが父親の死後遺言状を開けてみると「みんな仲良くするように。」とだけ書いてあったそうです。その後、泥沼の相続争いが始まったことは、言うまでもないです。
 
私の好きな遺言状は、一休宗純のものです。「どんなに頑張っても、どうにもならなくなったら開けるように。」といって、お寺に3通の遺言状を残したそうです。その後問題が起きて、いよいよどうにもならなくなったお寺の人が、遺言状を開けたんですね。1通目には「心配するな。」2通目には「大丈夫!」3通目の遺言には「何とかなる。」と書いてあったそうです。
読んだ人たちは、思わず笑ってしまったはずです。
私自身、一休さんのように、残された人が笑いながらも勇気を貰える遺言状を作りたいと思います。さらには、神の雫の遺言状のように、読んだ人があきれ返るほどバカバカしいけれど、みんなが楽しめる遺言状が作れれば最高だと思うのです。
 
私は、弁護士として、遺言状のお手伝いをすることが多々あります。そういう場合、やはり遺言状の一番の目的は、後々紛争を起こさないようにすることだと考えています。壮大な「歴史ロマン」はあっても、アレキサンダー大王みたいな遺言状は、間違っても作ってはいけません。紛争が生じないようにするという当たり前のことを守りつつも、神の雫みたいに、ワクワクする遺言状を作るお手伝いができる、そんな弁護士になりたいと思うのです。
 

弁護士より一言

「会社の人達っていいね。」と、テレビを見ていた中学生の娘に言われました。「残業するとカップラーメンとか食べられるんだって! 私も残業したいな!」 どうもテレビ番組の中で、そういう場面があったようです。「どんだけカップラーメンに憧れてるんだよ!」と呆れました。
その一方、私も夜中に妻に隠れてカップラーメンを食べたら楽しいだろうなと考えてしまいます。でも絶対、妻にバレてしまうんですね。ううう。。。
 
(2015年9月16日発行 第157号)

 

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