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恋愛の倫理・結婚の倫理

体育も音楽も、実技はダメでしたが、ペーパーテストは得意だったのです。というわけで、恋愛についても、「実技」は全然ダメでしたが(な、情けない。。。)、いろいろ考えるところはありました!

恋愛の場合は、相手を他の人に取られた場合でも、取った人を訴えて、損害賠償を請求するなんてしませんよね。それどころが、振られた人の方が、「男を磨いて、出直してこい!」みたいなことまで、言われちゃいそうです。ところが結婚となりますと、まったく違ってきます。結婚している人を奪うのは、不倫による不法行為であり、慰謝料を請求されても当然と思われていますよね。「振られた奴が悪いんだ。」なんて、普通の人は言いません。同じ男女間のことで、何故、恋愛と結婚でこんなにも、人の意識や法律が違うのか、私はかねがね不思議に感じていたのです。

ところが最近、ジェイン・ジェイコブズという人の書いた、「市場の倫理 統治の倫理」という、面白い本を読みました。人間の社会には、全く異なる2つの倫理体系があるというのです。
人間が、必要とするものを入手するには、他人と取引して手に入れるか、自分の縄張りから取るか、どちらかの方法しかないそうです。有史以来、人間はこのどちらかのやり方で、欲しいものを手に入れてきたのです。そこで、この2つのやり方のそれぞれで、別々の倫理体系が作られてきたというわけです。
取引でものを手に入れる場合は、多くの人と自由に取引する必要があるわけですから、「暴力を排除して、自由に競争しろ」といった倫理が必要となります。これが、「市場の倫理」というわけです。一方、自分の「縄張り」から欲しいものを取る場合は、縄張りを守ることが正義になります。そこでの倫理は、「競争を排除し、縄張りを侵すものと勇敢に戦え」というものになっていきます。「縄張り」の代表が「国」ですから、「統治の倫理」と名付けられていますが、「縄張りの倫理」の方が分かりやすそうです。

人間の社会には、このように2つの全く違った倫理体系が存在し、特に意識されることなく共存しているのだというのが、ジェイコブズの指摘です。そこで私は、この2つの倫理体系は、それぞれ「恋愛」と「結婚」に当てはまるのではと、思い至ったのです!
恋愛というのは、男女間の自由競争が行われる「市場の倫理」の世界です。異性を独占することは許されず、自由競争による「チャレンジ」が常におこります。そんな競争に勝つことで、相手の愛情を確保していくことが倫理的に正しいことになります。
一方、結婚というのは、配偶者を自分の「縄張り」にするものだと考えることができそうです。そうしますと、自分の縄張りを荒らすものとは、勇敢に戦うことが倫理的に正しくなります。不倫相手を、あらゆる手段を使って叩き潰す必要があるのですね。
もっとも、「恋愛の倫理」と「結婚の倫理」は、全世界ですべて同じではないようです。例えばアメリカでは結婚の場合でも、基本的に「市場の倫理」が適用されます。結婚しただけで、配偶者を自分の「縄張り」だと考えることに、抵抗感があるのかもしれません。
従って、不倫についても基本的に、恋愛時代と同じ「自由競争」なんです。不倫相手への損害賠償請求を禁じている法律まであります。
私も、アメリカのロースクールで、こういう法律を知ったときは、かなり違和感を覚えたのです。しかし、このような法律が、「縄張り」よりも「自由競争」を重んじるアメリカ国民の考えだとしたら、日本でも学ぶべきことは多いのではと感じています。
 

弁護士より一言

先日、夜中の2時過ぎに目が覚めました。「じろう!」と私を呼ぶ、父親の声がはっきりと聞こえたのです。
父はもう80の半ばを過ぎてますから、「ひょっとして別れを告げに来たのでは?」と、とてもこわくなりました。(翌朝確認したら、父は普段通りでした。)
という経験を、中学生の娘に話したんですね。
娘は、「パパ、こわかったね。」と言った後に、「幽霊は怖いからいやだよね!」
こわいって、そこです
か!
30数年後には、娘の前に、うんと怖く化けて
出てやろうと決意したのでした。
 
(2015年10月16日発行 第159号)

 

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