お客様のパートナーとして、満足してもらえる法務サービスを提供いたします

横浜パートナー法律事務所

「エラそうにしている」「親身に話を聞いてくれない」「対応が遅い」
弁護士に対する、こんな不満を良く聞きます。
お客様のパートナーとして、満足してもらえる法務サービスを提供したい。
そんな思いをこめて、当事務所を、横浜パートナー法律事務所と名づけました。


弁護士のひとりごと

専門家は信用できるか

先日、1歳半になるうちの息子の具合が悪くなったので、近所の病院に連れて行きました。 見るからにぐったりしているので、こちらとしては心配しているのですが、近所の病院では、大したことない、そのままにしておけば良くなると言うだけです。
こちらは心配なものですから、毎日のようにその病院に行って、本当に大丈夫でしょうかと聞くのですが、やはり同じ答えです。 どうしてもとお願いして、点滴を打ってもらうことになりましたが、その病院の設備は塞がっているということで、他の病院に行ったのです。


そうしたところ、その新しい病院では、これは脱水症がかなり進んでいて、このままでは命にかかわると言われ、急遽入院することになりました。 全部で10日以上の入院で、かなりの大ごとです。
別に私は、近所の病院の医療過誤を問題にしたいわけではありません。 ただ、専門家の見解というのは、時として非常にあてにならないものだなということを言いたいだけです。
心理学の実験で、お医者さんに、それまで経験したことのない病気に対する判断をしてもらうというのがありました。 その時に、自分の判断に対して、どれだけ自信を持っているかも、合せて答えてもらうわけです。 最初は、みんな自分の判断にそれほど自信がないと回答します。ところが、同じ実験を繰り返していくと、 その病気に対する知識は何ら増えておらず、従って判断の客観的な正しさも全く増加していないのに、その判断の正しさに対する自信だけが増大していくという結果が出たそうです。
他人のことはともかく、自分も法律の専門家として、同じようなことを顧客に対してしているのではないか、注意していかないといけないと強く感じた次第です。


横浜パートナー

お客様のパートナーとしてやっていきたいとの思いを込めて、事務所の名前に、パートナーという言葉を使いました。


しかし、一般に弁護士でパートナーといった場合は、弁護士事務所の(共同)経営者である弁護士を言います。 パートナーに使われている勤務弁護士は、アソシエイトと言うんですね。 弁護士の知合いに、事務所の名前を言うと、一人でやるのにパートナーとはどういうことかとか、アソシエイトも雇うのかといったことを言われます。 私自身、パートナーという名前は、少し変なのかなと思っていました。


これに対して、弁護士以外の人に事務所の名前を言うと、「依頼者のパートナーとしてやっていきたいって意味なんだろう」と、特に説明しなくても正しく理解してくれます。
言葉の意味一つにしても、弁護士とそれ以外の人とは、少しずれがあるのかなと感じました。


弁護士が依頼者のパートナーになるって、どういう意味なんだと、質問されたときには著名な経営コンサルタントであるピーター・ドラッカーの、壁塗り職人のたとえ話をすることにしています。


ドラッカーは、専門家(当然弁護士のような法律の専門家も含まれます)の行う仕事のあり方について、次のような壁塗り職人のたとえを用いて説明していました。


家を作っている人が、その家の壁を塗るのに、専門の壁職人に依頼しました。 一人の職人は、「あなたは何をしているんですか」と聞かれたとき、「私は世界で一番すばらしいものを作っているんです」と答えました。 同じ質問に対して、もう一人の職人は「私はお客様の家に相応しい壁を作っているのです」と答えたということです。


ドラッカーは、この話によって、専門家の視野の狭さ、融通の利かなさを問題にしているわけです。 もちろん、壁塗り職人でありながら、満足な壁を作れない者は問題外です。 しかし、壁作りが専門で、自分の仕事に自信をもっているからといって、ただ壁のことだけしか考えないような職人も大きな問題です。 なぜなら、壁を作るという仕事は、それより上位の目的である、家を作るということの一部としてなされているということを見落としているからです。


私は、企業の法務部門を長く経験し、さらに弁護士として事務所で勤務する中で、多くの弁護士を見てきました。 そして、多くの弁護士について、ドラッカーのこの批判が当てはまると感じています。


莫大な費用をかけてでも、ほんの小さなリスクに対応するように言い張る弁護士がいます。 家の全財産以上の立派な壁を作れと言ってるようなものです。


報告書の言い回しが気に食わないからといって、それを直すのに何時間もかけたうえ、その費用を依頼者に請求する弁護士もいました。 自分にしか分からないこだわりのために、何時間もかける職人さんということです。 お客様が、本当にそんなことを望んでいるのかなど、考えたこともないのでしょう。


法律のことはこっちが良く分かっているんだから、素人は口をだすなといった態度の弁護士もいます。 壁を作るのは、そもそも家を作る一環であること、壁を含んだ家全体について、依頼者が何を望んでいるのかを知る必要があることを理解できていないのです。


お客様と家作りの目的を共有すること、それが優れた壁職人として必要なことです。 そうすることで、初めて、単なる専門家ではなく、お客様のパートナーとして、仕事をしたといえるのです。
お客様の目的、目標を理解、共有し、その一環として法務サービスを提供することで、弁護士もお客様のパートナーになれるのだと思います。


ご近所の弁護士だから依頼する?

弁護士を選んだ理由に、「近所の弁護士だったから」と答える人が、かなりいるそうです。 確かに、近所の人には親近感を感じます。 打合せをするのにも、何かと便利ではあります。


しかし、弁護士を選ぶという、非常に重要な決定をするときに、近所だということで選ぶ人がいるのには、他に理由があるはずです。 つまり、どんな基準で弁護士を選んだらよいのか、一般に、全く知られていないということです。


どんな基準で選んで良いのか分からないから、唯一自分で分かる基準、つまり「近所の弁護士」ということで選んでいるのです。
これは、弁護士の側にも責任があります。 弁護士の仕事内容等、外部に向かってしっかりと説明していないので、一般の人はどんな基準で選んで良いのか、分からないのです。


しかし、なんといっても、弁護士を選ぶのに一番大切な条件は、うまく一緒にやっていけるか、信頼して何でも相談できるか、という点だと思います。
そのためには、実際に会って話してみるしかないのでしょうね。


企業法務サポートに関しては、企業法務アラカルトをご覧ください。


刑事弁護に関しては、刑事弁護こぼれ話をご覧ください。


横浜パートナー法律事務所−横浜−



横浜パートナー法律事務所

弁護士(日本・ニューヨーク) 大山 滋郎

〒231-0023 横浜市中区山下町74-1大和地所ビル7階711

電話:045-680-0572 FAX:045-680-0573

24時間受付専用電話:0120−057−205

Email: oyama@ypartner.com